潜龍。


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易に『潜龍、用いべからず』という言の葉がある。文字通り、潜んでいる龍は登用してはならないという解釈で、この時期の龍は陰に徹しさせるべきで、自立は忘れさせなければ、龍は天に昇ることなく、土竜として生涯を閉じることになる。

 

ところで、龍には雲が必要不可欠で、逆に雲がなければ龍は裸にさせられ、架空の世界から引きづりだされてしまう。この雲のありがたみは、潜る時節が永くないとわかるものではない。人をお立てして、お立てして・・・。それでもなおお立てして、ようやく人は龍に近づくのである。