横顔対談:野尻泰煌(Nojiri Taico)×高堂巓古(Kodo Tenco)~ヒビ美ジュツ~


昔は週末ごとにしていた講演会。

それを十年ぶりに文化人との対談という形で、再び人前にでてみようかとおもいます。

 

本日は当ページにお寄りいただき、まことにありがとうございます。

また、星の数ほどあるホームページから当サイトにご興味いただき、心より感謝しております。

新しい世界への扉がひらけるときのワクワク感というのは、万国共通のものらしく、たとえ漢字文化のない異国であっても、書は多くの人々を惹きつけるようです。

こうして講演会のご案内ができたのも、何かの縁かと感じております。

 

書の世界というと、立派な床の間に迫力ある字が飾られている昔懐かしき一場をおもいだします。

なかにはたかだか一文字、二文字で非常に高価な値がつくものがございます。

タイ王室にも愛され、平成の王羲之(書聖)とも評される野尻泰煌の書も、その部類にはいるかとおもいます。

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今回、ご提案したいのは、世界の美術館から愛され、受賞を重ねる一文字と、私たちの書く文字のいったいどこが異なるのか……。どうせ両方とも読めないではないか(笑)。

そのような秘密に対談という形で、あなたと一緒に迫りたいという想いが強まったからです。

フリーエージェントという職業柄、多様なご縁を頂戴しているほうだとはおもうのですけれども、文字文化だけでここまで世界から賞賛されている書家を私、高堂巓古は視たことがありません。

実際に、ピカソは80歳を越えてから、作品が美術館に収蔵されてはじめておりますが、野尻の場合はわずか50歳にして世界各国の美術館にその作品が収蔵されております。故人ばかりが美術館収蔵される藝術社会において、これはとても稀なことです。

 

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当横顔対談は、小手先のテクニックで上手く見せるとか、売れるような字を書くといったセミナーとは、根本的に異なります。

超一流と称される方々は概して表世界にでてこられないと云われておりますが、そのような方々の横顔だけチラリとお借りして、話を伺う。

このような手段こそが、ネット社会になっても隔たりがなお激しくなる情報格差社会におけるサバイバル術なのではないかとおもうのです。

 

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横顔対談は、話を訊いたからすぐに儲かるとか、人に自慢できるといった類のものではありません。

むしろ、非公開を背負っていただく文化的体験をあなたにしてもらいたい。

このようなことを考えております。

 

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2016年11月27日、東京タワーが綺麗な夕暮れにあなたとお会いできますことを楽しみにしております。

また、カンボジアにて多文化教育を展開しております弊社(株)橋姫のオフィスが、会場から徒歩三分程度のところにございますので、お時間の都合がつく方は、ささやかな懇親会をひらければなと考えています。

 

十一月吉日 髙堂巓古