人間紋様。


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進化論においての人の可笑しさは、紋様を棄てたことにつきる。孔雀までいかなくとも、動植物紋様は概して美しく、或る種の誇りさえも感じる。

ところでレプティリアンあたりが植えこんだのか否かは私にはわからないけれども、人の脳奥にはたしかに爬虫類的郷愁があるかとおもう。鱗紋様を棄てざるを得なった種が、外界へ紋様を求めたのが藝術のはじまりではなかったか。無紋様の惨めさ。それを補おうと人は「結び」を発明し、樹々や神々、最近では電氣までも結びなぞる始末になってきた。

自然と同化している動植物と異なり、人だけが裡こそ外であり、外こそ裡だという境界の反転を経験した。それが故に、境となるべく肌ののっぺらぼうぶりを装飾したいに違いない。