クンバハカ&クンダリーニ


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肛門感覚

日本では中村天風で著名になったけれども、身体感覚のなかで肛門感覚が重要で、息と息のあいだで肛門をしめるのがクンバハカとされている。天風の弟子、藤平光一が肛門をしめるのではなく、その奥の感覚が肝要だとあとで議論しているのだけれども、いずれにしろ肛門というのは不思議と大事なもので、昔、海に溺れた僧が肛門をしめていたことによって、意識を失いながらも助かったという逸話もある。

ところで、クンバハカによって肛門の奥に土台ができると、クンダリーニといって氣の上昇が起こる。これがいわゆる肚のできた情態になる。できれば、クンバハカとクンダリーニなしでは、とても生きていけないような過酷な状況に身を置いておきたいものである。